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集合【黒子のバスケ】

第12章 * 財閥どうし *


" ガチャ "

(紫)「おはよ~…」

「おはよう 昨日はよく眠れた?」

「うん」


…むっくんが早起きするなんて珍しい


まあそれもそうか
今日は本家へ行くからね

「おはよ…」

「理彩おはよ! 昨日はよく眠れた?」

「なんとかね…」


「あ、 理彩寝癖ついてる」


…理彩に寝癖がつくなんて珍しい
そういうときは大体よく眠れた時だ

「あ、ほんとだ」

「…香奈っち!理彩っち!
おはようッス」

「おはよう、黄瀬君」

黄瀬君が私に抱きついてくる

「おはよう」


「黄瀬君、朝から元気なのはいいけど
ひとまず離れて 暑苦しい」

「ひどっ!うわーん 黒子っちい!」

今度は黒子君にくっつく

黒子君独特の毒舌でいじられてるけど


「さて、皆そろそろ迎えが来るよ」

ピンポーン

「香奈様お迎えに上がりました」

「ありがとう、今いくね」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「中も凄いッスね…!」

(高)「俺初めてだぜ!」

(火)「俺もだぜ!」

バカ3人はリムジンの中をみて
はしゃいでいる

…黒子君達は乗ったことがあるのか
あまりはしゃいでいない

「…香奈様」

「ん?」

「元気なお顔が見れて嬉しいです」

「ふふっ、ありがとう」


「…赤司君はリムジン
乗ったことあるんだよね」

「ああ…」

「…なんか高尾君達見てると
小さい頃思い出す…」

「野塚さんの小さい頃ですか?」

「うん 私小さい頃は
リムジンとか乗ってなかったの

お母さんの運転する車乗ってたんだよ」


(赤)「リムジンかと思ったよ」

「一般的には財閥の娘、息子は
リムジン乗ったり、お金持ちの
学校行ったりするんだけど
うちの財閥は世間じゃ変わってる
財閥で通ってるからね」

(宮)「変わってる…?」


「うん、習い事したり、マナーや
裁縫、料理、生花、ピアノ…
そういうのはもちろんしてきたけど
うちは一般的な生活を取り入れてるの」

「だから、小さい頃はお母さんの
運転する車乗ってたり、少しの間
一軒家で暮らしてみたり…

なんでそういうことするのって
聞いたら、わがままに育って
欲しくないからだって」
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