• テキストサイズ

えそら狩人【H×H】

第21章 凝と約束と不戦勝




もう一度200階に行って鞄もって一階まで戻る。

たったこれだけの行動でかかった時間30分弱。


おそるべし天空闘技場!



「ハァッ、ハァッ…!!も、もう修行始まっちゃってるかなっ……!?」


私は全速力でウイングさんの宿まで走る。

サンダルだから足痛い!!















コンコン!




「はーい……ってさん!?大丈夫っすか!?」

「げふあっ!!!」


つ、つ、着いた…………!!!

私は宿についたとたん倒れる。


「おや、やっと来ましたか」

「す、すいませんウイングさん…途中かばん忘れてたのに気づいて取りに戻ってました……げはっ」

「いえいえ、そんなに急ぎでもないですし大丈夫ですよ」


いやいやいや。

私一人だけ遅刻じゃ嫌だし。


「それよりもちょうど良かった」

「え?」

「先程ゴン君とキルア君が完成した"凝"を見せてくれたんですよ」

「…………は?」








………………………何 だ っ て !!?




私はゴンとキルアの方を向く。

ゴンは照れ臭そうに笑って、キルアは少しむくれた表情で目をそらす。


こいつら一日で"凝"完成させたんか!!!?





「……ふ、ふざけんなぁぁぁあ!!!」

「落ち着いて下さいさんん!!!分かります!!気持ちは分かりますから!!!」

「止めないでくれズシ!!あの二人への嫉妬と憧れの気持ちが止まらないんだズシ!!ドロドロとした黒い感情が押さえきれないんだズシ!!いまここで発散しなければならないんだズシィィィイ!!!」

「なに言ってるのかさっぱり分かんないっす!!」


私にもさっぱりだ!!!←
/ 252ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp