第9章 Valentine1(日向、影山、嶋田、菅原、岩泉、澤村☆)
*******************************
お相手は”岩泉 一”
夢主は幼馴染 青葉城西1年生 ※及川さんの扱いがヒドイです。
*******************************
隣の家のハジメちゃんは私の初恋の人だ。2歳違いの私は彼の後を追い、青葉城西に入学した。
バレンタインの朝、ハジメちゃんの姿を探しながら歩いていると、後ろから及川さんの声が聞こえた。
及「おはよう!つばさちゃん、今日も可愛いね」
といいながら及川さんは、私の肩を抱き寄せる。
貴「おはようございマス。及川さん」
わたしは及川さんから離れようとしたけど、離れた分だけ更に寄ってくる。
及「今日はバレンタイ・・・
岩「クズ川!朝からつばさに手出ししてんじゃねーよ!!」
ハジメちゃんは及川さんの頭を殴り、私を抱き寄せてくれた。私は顔が赤くなるのを感じた。
及「朝からひどいよ!岩ちゃん」
岩「お前がチャラチャラしてるからだろ」
及「岩ちゃん、ヤキモチですか?」
岩「クソ川、女子に見せられない顔になりたいか?」
及「はいはい、退散しますよ~」
及川さんは足早に去って行った。その間、私はハジメちゃんに抱き締められたままだった。
貴「ハ、ハジメちゃん・・・」
岩「あ、つばさ悪い!」
ハジメちゃんが急いで腕を離す。ハジメちゃんも顔が真っ赤だ。
貴「あ、ありがと・・・。ハジメちゃん放課後、一緒に帰れる?」
岩「いいぞ。いつものところで待ってろ」