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大好き☆ハイキュー

第9章 Valentine1(日向、影山、嶋田、菅原、岩泉、澤村☆)


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お相手は”菅原孝支”

夢主は幼馴染、同じクラス

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放課後、忘れものに気づいた俺はあわてて教室に戻った。そこには、幼馴染のつばさが一人机で眠っていた。

彼女の机の上には可愛い包みの箱がある。

菅「おーい、つばさ、風邪ひくぞ」

貴「あ、・・・孝支」

菅「どうした。なんで一人で残ってたんだよ」

貴「うん・・・。今日バレンタインじゃん。で、ちょっと」

菅「そうか。・・・今年は俺に義理チョコくれないの?」

貴「今年は本命チョコだけにした」

俺は彼女の机の上にある箱に目を落とした。

菅「・・・渡し損ねたのか?」

つばさのことをずっと想い続けていた俺は”本命”という言葉に肩を落とした。


貴「・・・ねぇ、孝支。これ食べてくれる?」

菅「本命用だろ。俺じゃ意味ないべ」

貴「いいの・・・」

渡す前にでも、彼女がいるとわかったから渡せなかったんだろうか。俺は複雑な気持ちになった。

菅「俺、腹減ってるからホントに食べるぞ。いいのか?」

貴「うん。食べてほしい」

菅「開けるぞ」


半ばヤケクソ気味に箱を開ける。箱の中にはメッセージカードがあり”to 孝支”の文字。俺は思わずしゃがみこんだ。



菅「・・・早く言ってくれよ。俺フラれたと思ったべ」

貴「だって・・・フラれたら幼馴染の関係も壊れちゃうかもって思ったら、なかなか渡せなかったんだもん」

俺は体の力が抜けてくのを感じつつ、チョコを一口食べた。

菅「うまいよ」

貴「ホント?手作りだよ」

菅「味見する?」

俺はつばさに長い長いキスをした。


END

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バレンタインシリーズ続きます→

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