第30章 lovesickness 3 (月島 蛍)
月「つばさ、気分はどう?」
貴「うん、ぼちぼち」
影山君と入れ違いになるように月島君が来てくれた。
あぁ、顔を合わすのも恥ずかしいんだけど・・・。
月「陽介さんからお礼の電話貰ったよ。記憶戻ってよかったね。で、何でさっきから僕と目を合わせてくれないの」
月島君はちょっとイライラしているようだ。だって告白を2回もさせてしまったようなものだし、月島君の腕の中で眠ってしまうなんて恥ずかしすぎて目が合わせられない。
でも、ちゃんと伝えないと・・・。
貴「あの私、月島君に聞きたい事があったの」
月「何?」