第27章 Sparkling girl (木兎光太郎)
次の日の昼休み
木「ね~ね~、赤葦のいとこチャン。俺とデートしない?」
貴「・・・私にはちゃんと桜井つばさと名前がありますので、名前で読んでいただけますか」
木「つばさチャン、いい名前だね!!だから、デートしよ」
貴「・・・意味がわからないので失礼します」
木「つばさチャン、デートがだめならせめてお昼一緒に・・・」
貴「お断りします」
木「つばさチャン、今日の髪形もかわいいね。一緒に写メとってもいい」
貴「肖像権の侵害です」
とまぁこんなぐあいで、木兎は毎日つばさのところに行っては相手にされず、しょぼくれて戻ってきていた。
木「赤葦~、彼女全然相手にしてくれないんだけど」
赤「だから、忘れてくださいってば。彼女はダメですってば」
赤葦はその度にしょぼくれた木兎のテンションを上げるため、スパイク練に付き合うのだった。