第25章 マナツノヨル(夜久衛輔)☆
私は1階に下り冷蔵庫からオレンジの缶ジュースを持ってテラスの椅子に座りジュースをぐいっと飲んだ。
貴(あれ?何かいつもと違う味がする。なんか苦いし、缶も違う・・・)
私は頭がクラクラし身体がふわふわしているような感覚になった。・・・コレ何?・・・。
とその時2階からドタドタと足音が聞こえてきた。衛輔が急いで降りてきたみたいだ。
夜「ごめん!!つばさホントに悪かった」
貴「あり~、もりすけクン。いまオメザメですか~?ワタシはイジケてますんで、もうほっといてください」
夜「・・・つばさ・・・、お前何か酒臭いぞ!!」
衛輔は私の持っていた缶ジュースを取り上げた。
夜「バカか、お前は!!いくらなんでも未成年が酒飲むんじゃねーよ!!」
貴「はへ~?だってオレンジジュースだよ。コレ」
夜「ここにちゃんと”お酒”って書いてあんだろ?!まさか素で間違えたのかよ?!信じらんね~~。ほら、早くこっち来い」
(作者注:ホント最近のカクテル系のお酒はジュースのようなデザインですので注意です。ちゃんと”お酒”って印刷ありますからね。未成年は飲んじゃだめですよ~)