第21章 love you (菅原孝支)
菅「なんで?怖くなった?」
貴「そうじゃなくて・・・し・・・下着が」
菅「下着がどうしたべ?」
貴「だって、い・・」
菅「い?」
貴「いちご柄だし、また今度!!」
孝支はポカンとした後、たまらないという感じでくっくっくと笑いながら
菅「いいじゃん。いちご柄。つばさらしくておいしそうだし。それに・・・どうせ脱いじゃうからいいよね」
孝支が耳元で囁く
貴「だ、だめだってば」
思わず涙目になり、じたばた暴れてしまった。こんな下着、子供っぽくて恥ずかしすぎる。
孝支もその様子を見て、クスクス笑い始めた。
菅「わかった、わかった。ごめん。意地悪しすぎた。つばさが煽るからさ。これでもずいぶんつばさの気持ちが追いつくのを待ってたんだからな」
貴「・・・そうなの?」
菅「そうだよ。それに比べたら後ちょっとくらい待つのくらいどうってことないよ」
孝支はベッドから私を抱き起し、そのまま抱き締めてくれた。
菅「でも、もうつばさは俺のもんだからな」
貴「うん!」
孝支の手が左の頬に添えられ、優しいキスが落ちてきた。
菅「つばさ、顔がいちごみたいだよ」
何て言われたけど、私は舞い上がってしまいそんなことは耳にはいらなかった。
END
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