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大好き☆ハイキュー

第16章 Beginning (東峰 旭)


気が付くと知らない天井が見えた。手が温かい。見ると旭が手を握ったまま眠っている。大きくて暖かくて優しい手だ。そっと握り返すと旭が目をさました。

東「つばさ!大丈夫?」

貴「うん、今もう痛みはない。ここどこ?私どうなったの?」

東「病院。急性虫垂炎で、明日の朝一でオペ。腹膜炎起こす一歩手前だったべ」

貴「ってことは入院?!まずい、仕事どうしよう」

東「何言ってんだよ、こんなときに。身体が一番大事だろ!!」

・・・もっともだ。旭に怒られるなんて思わなかった。

貴「・・・心配かけてごめん。ありがと」

東「あ、その、俺もでかい声出してゴメン」

旭の顔が赤い。なんか可愛いなぁ。私はこっそり笑った。


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