第7章 それは突然に・・・
顔を上げれば、小悪魔のような笑みで俺をみるがいて
俺も言い返した
「なに、溜まってんのかお前」
『それは一くんも同じでしょ』
「………」
どうやら口ではには勝てないらしい
俺は何も言えず彼女を見つめた
くすりと笑って俺の唇にキスをする
離れそうになる熱を逃がすわけもなく
の頭を押さえ、口内を犯した
そこからはあっという間だった
自分の本能に従ってを抱いた
もまた自分の本能に従って俺に善がった
情事が終わり、俺達は服を着てベッドに沈み込んだ
『疲れてるのに疲れることしていいの?体休ませなきゃ』
お互いに顔が見えるように抱き合って寝ていた時に、はそう言ってきた
俺は彼女の髪に触れる
「そんなに気を遣うなって。俺は部活がない日はお前と一緒にいたいんだよ。一緒にどっかいって遊びたいんだよ」