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陰陽の道≒式神との道

第14章 それは『悪戯』という名の…-具羅摩-


幾度も貫かれ、絶頂へ押し上げられ、意識を失っては引き戻されながら、それでも逃げようとする○○の諦めの悪さは、本来、具羅摩を愉しませるものだった。

獲物は、足掻けば足掻くほど良い。
活きが良いほど、嬲りがいがあるのだ。
にもかかわらず、当初こそ、もがく少女を面白く思っていた具羅摩の中に、次第に異なるものが蠢き始める。

逃げられないと分かっているのに、逃げようとする少女……。
それはそのまま、○○の拒絶と嫌悪を表していて。

「そんなに嫌ってわけ」

○○からすれば、突然の凌辱である。
当然といえば当然の反応だったが、具羅摩は愉しむ以上の苛立ちを覚えていた。
そこへ、またも○○が逃げを打つ。

幾度も絶頂を極め、具羅摩の熱を注がれ続けた身体は、もはや足元すら覚束ないはずなのに、○○はよろよろと立ち上がり、壁へと手を伸ばす。

「………っ」

ぎり、と唇を噛んだ具羅摩の手が、そんな少女の手を強引に捕らえた。
諦めの悪い彼女を捕らえるのは、もはや何度目か。
捕らえられたことで崩れ落ちそうになる○○の腕を引いて立たせながら、具羅摩は、すっ、と目を細めた。

「往生際の悪い陰陽師だ」

何処か陰鬱に呟きながら、具羅摩は無理矢理立たせた○○をそのまま持ち上げ……。

ずく…んっ!

「ひ、ぃ、ぁ…ぁっ!」

具羅摩はその場に佇む己の上へと、容赦なく○○を引きおろした。
途端、少女自身の自重も手伝って、○○のそこは具羅摩を一気に呑み込んでいく。

「ぅ…ぁ、ぁぁ、っ!」

あまりの衝撃に、○○の焦点が合わなくなる。
だが、それすらも。

じゅぷっ。
ぐぷっ……!

真下から突き上げられ、奥深くを突かれる刺激は、新たな悦となって○○をよがらせた。
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