• テキストサイズ

君の隣で

第9章 連邦との戦い


「いかん!即刻中止だこの場を離れろ。」

「しかし、中佐殿の命令で…。」

兵士は言った。

「キリングどういうことだ⁈」

ルーゲンスはキリングを睨んだ。

「どういうこと、と言いますと?」

「核弾頭の使用など許可した覚えはない!」

「私も許可された覚えはありませんなあ。」

キリングは笑った。

「貴様…条約を無視する気か!」

「サイド6は、南極条約を批准しておりませんが?」

「そんな問題ではない。」

ルーゲンスは声を荒げた。

「それに、私の行動は閣下の管轄外に置かれているはずですが…。」

「当基地の指揮は私が…うっ!」

キリングはルーゲンスを射殺した。

「閣下!うっ…!」

側にいた兵も倒れた。

キリングは無線を取った。

「作業を再開しろ。当刻より、グラナダの指揮は俺が取る。」

キリングはルーゲンスを見て、にやりと笑った。
/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp