貴方と同じ苗字を見つけるたびに
少し胸が軋む音がするよ
嬉しいような 切ないような
そんな気持ち
あの日
1度だけの再会からもう何年経つだろう
連絡する手段は持ってる
指先だけで簡単に貴方に繋がるのに
今の生活を壊したくなくて
ずっと出来ないでいる
こういう風に思う時点で
もう答えなんて出てるんだよね
きっと繋がってしまえば
また声を聞いてしまえば
いますぐにでも車を飛ばして
直接触れたくなる
手放しで会いに行けるような私たちなら
きっともっと早く恋人になっていたと思う
貴方も私も抱える事情があるから
どうしても出来ない
大人になることって
傷も痛みも背負ったうえで
それでも前を向くことだと思うから
貴方からもらった
嬉しいような 切ないような
声を聴きたい 抱きしめてもらいたい
辛かったんだよって言って
その腕の中で泣きたい
どの気持ちもすごく大切だし
とっても苦しいんだけど
それでも
心から愛しいと思うよ
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