これはサブアカです。
本当の私はこのサイトの中で、ランキングに名前が出ることもなく、レビューを頂くこともなく、ただひっそりと長い事執筆をしてきました。
エモも拍手も、書き続けた期間の割には驚く程少ししか貰ったことがありません。
評価されなくても、自分なりに工夫して努力して執筆していたつもりです。
このドリノベでは、定期的に問題が起こります。
昨日の盗作騒動、被害に合われた作者様をはじめ、作品を愛してらっしゃる読者様の心痛や憤りを考えると
とても心が痛みました。
してはいけないことだと思います。
執筆する大変さを知っているから。
でも私、盗作した方の気持ちも少し分かる気がします。
評価されたいんです。
それが例えいけないことでも。
そう思ってしまう程、評価の得られない作者の中には、良い評価を沢山貰っている作者様に憧れる一方で、同時にそれを妬ましく思う気持ちを抱えています。
私は捻くれている自覚がありますが、こういう思いを抱えているのは私だけではないと思います。
レビューやピックアップのお礼発信、お礼の気持ちを伝えたいのも分かります。
でもそれは、正直貰えない側からすると自慢に見えます。
ただでさえレビューやピックアップで注目を浴びているのに、なぜ再度それを誇張するの?と。
その発信文書の中で、その人を貶せる部分があればそれで心も落ち着きます。
痛いな。
自意識過剰だな、と。
ドリノベでは裏作品の方が主流ですよね。
評価されるのが裏作品であれば、裏だしなと、評価されない自分を慰めてあげることができます。
今回私がサブアカを作ったのは、恵まれ過ぎていて、羨まし過ぎて、どうしようもない作者様がどんな人なのかが気になったからです。
この際なので正直に言えば、どこかしら悪い所があるだろうと、公の場で化けの皮を剥いでやろうと思っていました。
でもそれは失敗に終わりました。
彼女は何を言っても、敢えて不躾な物言いをしていた私にも、ちゃんと対応して、答えて下さいました。
公の場のみならず、メッセージでもイメージ通りのお人柄を披露して下さいました。
彼女には沢山お友達がいらっしゃいます。
私はその仲の良さそうな様子が、友達ごっこで勝手に騒ぎ、身内を批判する相手は善悪関係なく攻撃する嫌な集まりに見えました。
でも違いました。
彼女のお友達も、私の失礼なコメントを目にしている筈なのに、誰一人として私を否定することはありませんでした。
あたたかい言葉をたくさん頂きました。
今まで勝手に抱え込んできた思いを、サブアカという形ではありましたが、吐き出させて頂き、それに対して返答も頂けました。
指摘の仕方でちゃんと受け入れられる。
彼女が日記で言っていたことです。
最初は綺麗事、偽善者、そう思いました。
でも彼女と、彼女の考えに賛同する方々は私を攻撃することもなく、私の気持ちを理解してくれて、励ましの言葉までかけてくれました。
彼女の考えは正論で、本当のことだと実感しました。
僻みや妬みを感じていた私ですが、元をたどれば彼女のことが好きで、彼女と仲良く楽しそうなご友人を見て羨ましくて、彼女みたいになりたかったんだと思います。
本アカ、削除しようと思います。
彼女や彼女のお友達のように、ランキング上位を占める素敵な作者様は、お人柄も素敵だと、それが作品に滲み出ていると気付いたから。
文章じゃないんですね。
書く人の心です。
新しく心を入れ替え、新しいアカウントとして執筆に励みたいと思います。
いつか、そのアカウントで彼女やそのお友達に自分から声をかけたいと思っています。
彼女のお友達の一人が言っていました。
彼女なら受け入れてくれる気がした、と。
その通りだなと思います。
きっと彼女達はこんな私でも、その楽しい仲間に加えてくれるんじゃないかと思えました。
こちらのサブアカ、ログインすることはもうないと思いますが残しておきます。
もう埋もれてしまっていますが、私と同じような思いの方が、あの日記のコメントを目にすることもあるかもしれないから。
こういう思いを抱えている人が居る証を、残しておきたいから。
この度はお騒がせいたしまして大変申し訳ありませんでした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
私を疎ましく思われる方がいらっしゃるのも重々承知です。
分かっていたから、本アカでそれを晒す勇気がなかったから、サブアカを作りました。
なのでこれも、批判されるかもしれません。
でも伝えたい。
真白様、この度はご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
こんな私にもちゃんと対応して頂き、あなたのお友達からの優しさのお裾分けまで頂いてしまいました。
本当に、ありがとう。
日記へのコメント
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