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日記
君思う。



僕は、終わることのない、いや、永遠に覚めることのない夢をみている。

君の温もり、声、髪の毛の一本いっぽんのすべてを…

君を愛したあの頃の時のまま、ずっと思い続けている。



今、君はどこにいて、どんな景色を見ているのだろう?

僕をここまで変えておいて、僕を狂わせた君を、僕は恨み続ける。



僕は、汚く穢れた者となった。

醜く黒く、闇を纏い、死んだ。



だけど、それをうれしくも思う自分がいる。

唯一愛した君に、僕は殺された。

僕という存在は、君が死んだのと同時に、死んだのだ。



だから、君に贈るのはただひとつ。





どうか、安らかなる眠りを。

僕のただ唯一の、愛しい人よ。
















[関連ジャンル] 完全創作  [作成日] 2017-05-15 10:59:26

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