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新しき未来へ
第2章
無人島って……
エース助けるうんぬん以前に
私生きていける自信がないわ…
―ガサガサ
後ろで音がしたので振り向いた
「えっ…………」
後ろにいたのは
大きな大きなトラだった
「かっ………!」
此方をうかがうようにジッと見ている
私はトラに向かって走り寄り
抱きついた
「きゃーっ!か、可愛いっ!やばい!可愛すぎるぅぅ」
何を隠そう
私は大の肉食動物好きなのである
「もう、死んでもいいっ!」
ひたすらもふりまくる
トラは動く様子も襲ってくる様子もなく
ただジッとしていた
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