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弟の束縛

第5章 弟の束縛~守るため?~


「俺が脱がしてやるよ」

え?なにいってるの?

「いや、遠慮しときます」

「照れんなよー!冗談だからよ」

「な!もう漏れるから…」

といってトイレにいった

ふぅ。すっきりー

「おわったー」

「はや!ちゃんとふいた?」

なにきいてんの

「ふきましたけど?」

「ぶっ…」

えなんでそこで笑うの?

「え?なに?!」

「なんでもねえよ!」

もうー。

「てかうちかえらなきゃ!」

「は?なにいってんの?いま何時だと思ってる?」



「2時15分…」

「そう。ひとりでかえれんの?まあおれおくるけどさ。補導されんぞ?」

「家近いし!補導なんてされない!ばかじゃないのー?」

うちは笑ながらいった

「麻美よりはばかじゃないわー!」

「へええ!陵は変態の馬鹿じゃん?」

え、どーゆーいみだ?自分でもわからんの

「はあ?言葉おかしいよ、おまえのほーがばかじゃん!うける」

笑いすぎ…
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