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蜜✖️蜜ラバー 〜お嬢様は、溺愛調教中!!〜

第1章 冗談なんかじゃない




うそ。
これ。


はい、って…………。



「お嬢、息止めないで」
「むり、も、むりぃ…………っ」





涙とよだれでぐちゃぐちゃの顔をぶんぶん振り回せば。
たぶん汗も加わって髪とかぐちゃぐちゃだったと思う、けど。
加賀谷の両手が額にかかる髪を解かすように動いたあと。
額に加賀谷の唇が触れて。
唇へと、その熱が触れた。





「…………」




気持ちいい。
さっきみたいな噛み付くようなキスなんかじゃなくて。
溶けるような、キス。
ふわふわする。



気持ちいい。





「!!」




加賀谷のキスに酔いしれていれば。
ゆっくりと。
ゆっくりと。
はいってくる…………。




「〜〜〜〜〜〜!!」




あ。
これ。
すごくすごくゆっくりと、出し入れされて。




気持ちいい。






「お嬢?つらい?」




はいってきた瞬間。
加賀谷のシャツを引っ張って力を入れていた腕が脱力して、ベッドへと落ちると。
加賀谷が心配そうに、両手で頬を包み込む。





「…………もち、ぃ」
「ん?」
「きもち、いい、かが、やぁ…………っ」
「っ」

「もっとそれ、ほしい…………っ」



加賀谷の首へと手をまわして。
自分から舌を差し出せば。
すぐに加賀谷の唇がそれを覆い尽くす。



ああ。
やっぱり。



加賀谷のキスは気持ちいい…………。



連動するようにお腹がきゅんきゅん疼いて。
加賀谷の動きに合わせて。
知らずに腰が揺れる。




「かがやぁ…………っ、すき…………っ」


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