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蜜✖️蜜ラバー 〜お嬢様は、溺愛調教中!!〜

第1章 冗談なんかじゃない



その隙に。


「———!!」



摘み上げた先端へと、加賀谷の舌が触れた。


「や…………っ」



びくん、て。
腰が揺れる。


「待ってかが…………っ、やぁあ…っ」


両手に力を精一杯入れて。
加賀谷の額を押しのけようとしても。
ほんとになんでこんなに力強いの。
全然びくともしない。
右の胸には舌が這い、左では加賀谷の指先が先端をこねるみたいに擦り合わさって。
さっき加賀谷の唾液がついたせいで滑りが良くなったその先端は、悦びを増し、勃ち上がってきたせいでさらなる快感と刺激を連れてくる。



「も、やだ…っから、ぁ」



連動するみたいにお腹の奥が疼いて。
知らずに膝が立ち上がる。



「…………」


無表情のまま、顔を上げた加賀谷に安堵したのも束の間。
今度は深い口付けが降って来て。
息苦しさにジタバタと手足を動かした。


けど。



びくん。




加賀谷の手がスカートの中、太腿へと触れて。
滑るように手は足の間へと伸びていく。



「待って加賀谷そこだめ…………っ」


唇を離して抵抗しようとすれば。
後頭部へと回された加賀谷の右手がしっかりと頭を固定する。
これでもう。
あたしの意思で唇を離すことすら困難になった。


「!!」


加賀谷のおっきな指先が下着の上からその場所へと辿り着き。
ひとなでした、だけで。


くちゅ




下着の上からなのに。
自分でもわかるくらい濡れまくってた。


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