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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第4章 戦闘訓練





一回戦メンバーが戻り、講評の時間となる。
各々の問題点や良かった点を生徒も交えて確認し、次の試合。

「さぁて、猫宮少女!出番だぞ!」
『えっ、今!?ですか?』

てっきり勝手に切島&瀬呂チームに行くのだと予想を立てていたために、意外な指名をもらい驚く紬。

『(相手轟くんのチームだよね?これ瞬殺じゃなかったっけ・・・?)』

「よろしくね!私ちょっと本気だすわ。手袋もブーツも脱ぐわ」
「う、うん・・・」
『うーん・・・、葉隠さん、ブーツ脱ぐのはやめた方がいいと思う』
「えっ?なんで?」
『多分だけど、あったチームの轟くん、氷系の個性だと思うんだよね。把握テストでも氷を出して滑ってたでしょ?』
「うんうん!」
『もしかしたら建物を凍らせてくる可能性があるから、裸足だとすぐ身動き取れなくなるかも』

「な〜るほど!紬ちゃん、賢いね!」
「とりあえず、作戦聞かせてもらってもいいか?猫宮さんはあんまり身動き取れないんだろ?」

そう。
紬は第二回戦の障子&轟チームに対する尾白&葉隠チームに入ることになったのだ。
この試合が轟の個性ですぐ終わってしまうこともわかっていたので勝手に候補から外していた。

『う〜ん、どこまでやれるかわからないけど、がんばります』

更なる不安要素が増えつつも頭をフル回転させる。

『まず、障子くんが個性で核の場所や私たちの居場所を確認すると思うんだけど、建物全体を凍らせるほどのパワーがあればそれも大して意味はないと思う。だから無理に隠れる必要はなくて・・・』


作戦はこう。
原作通りであれば全てを凍らせる轟の前にどんなに逃げ隠れしようとも対策は難しい。
だから核を1番高い場所へ。
1番力の届きにくく氷の被害が薄い場所に設置する。
近づいてくるにつれて力が強くなるはずなので核から少し離れた場所で待機。
2人には手袋をはめたまま上から紬が所持している包帯を巻いた状態で壁に掴まってもらう。
そうすれば凍らされた後でも身動きは取れるはず。

『動く時は裸足に素足になるからちょっと痛いかもしれないけど・・・。できることは増えると思う。私は攻撃できないから囮くらいにはなるかな。あとは2人の戦闘力次第って感じ』


「おお!それでいこう!」
「戦闘は・・・任せてくれ!」



第二回戦スタート



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