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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第4章 戦闘訓練





「爆豪スッゲェ!奇襲からなんて男らしくねぇ!!」
「奇襲も戦略!彼らは今実戦の最中なんだぜ!」
「緑くんよく避けれたな!」

緑谷は爆豪からの最初の攻撃を避けて戦闘態勢をとる。
そして2撃目が来る瞬間、爆豪の腕を掴み背負い投げた。

「アイツら何話してんだ?定点カメラで音声ないとわかんねぇな」
「小型無線でコンビと話してるのさ!持ち物は+建物の見取り図、そしてこのテープ!これを巻きつけた時点で捉えた証明となる!」

「制限時間は15分間で核の場所はヒーローに知らされてないんですよね?」
「YES!」
「ヒーロー側が圧倒的に不利ですよねこれ、しかも1チームは3人相手にしなきゃいけないし」

「ああ、そのことだが猫宮少女には悪いが少し行動を制限させてもらう」
『えっ、制限も何も多分大して圧倒的な能力はないかと・・・』

「謙遜するなよキャットガール!君の場合身体能力もすごいが索敵能力も併せ持つ中々良い個性だ。入試も個性把握テストもなかなか良い成績だったしな!だから君はあくまでサポート!索敵や状況把握をして仲間への情報伝達をメインでしてもらう。ヒーロー側への攻撃は無しだ」

『う・・・。がんばります』

紬は個性の関係で聴覚、嗅覚も優れているためそれを活用して役に立てと言うことなのだろう。
と言うことは、索敵能力がないチームに入ることになりそうだ。
障子がいるBチームと耳郎がいるGチーム、動物を駆使して索敵ができそうな口田がいるFチームにはならなそうだ。

『(どのチームに入っても。やるのは指示係、今のうちからどう動くか考えておかないと)』

「あ、ムッシュ、爆豪が!」

みんなの視線はモニターに戻る。
本格的に爆豪と緑谷の戦闘が始まった。
麗日は核の確保に向かうため、その場から離れていた。
緑谷は個性を使わずに爆豪の相手をしている。

「すげぇなあいつ!個性使わずに渡り合ってるぞ!」
「入試一位と!」

上手く動いて立ち回っているが、作戦を立てたいのか一旦距離を取る緑谷に一層のイラつきを見せる爆豪。

「なんかすげーイラついてる、コワッ」
『個性把握テストでも殴りかかろうとしてたもんね。何か因縁でもあるんのかな?』

モニターから目を離さないまま隣の上鳴と話す。
圧倒的に強いのに余裕のない表情の爆豪とすでにギリギリな状態の緑谷の交戦が続いている。


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