• テキストサイズ

【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第4章 戦闘訓練





【ザッ】

コスチュームに着替えた生徒達が集まってくる。

『うーむ・・・これは・・・』

届いたコスチュームに着替えたものの、気恥ずかしい気持ちにそわそわしてしまう。
紬のコスチュームは動きやすいように黒のハイネックノースリーブで丈は短くヘソが出ており下も黒のショートパンツ。
腰には薬や治療するための道具が入るポーチがついている。
膝から覆うように白いふさふさのレッグウォーマーがついており、靴は猫の足の形をした滑りにくい素材で出来たショート丈の厚底ブーツ。
手には指先の爪を出し入れできるよう、指先の出た黒の手袋。
オーバーサイズの白いパーカー付きなのが露出を減らせるので救いだ。
ちなみにパーカーはフードを被った時耳まで覆えるよう頭の形に合うように作られていた。


「うわぁ!紬ちゃんのコス、かわええ・・・」
『あ、お茶子ちゃん!そうかな・・・?』

前世の感覚では完全にコスプレになってしまうその格好にあまり見ないでほしいとばかりにパーカーで前を隠す。

「なんか、アイドルみたいや!」
『や、やめてよぉ・・・。お茶子ちゃんも、何だかセクシーだね』
「要望ちゃんと書けばよかった・・・。こんなパツパツになるとは思わんかった・・・」

「始めようか!有精卵ども!!!戦闘訓練のお時間だ!!!」

オールマイトの声が響く。

「いいじゃないかみんな、カッコいいぜ!!」

「先生!ここは演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!?」
「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪ヴィラン出現率は高いんだ。君らにはこれから、ヴィラン組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」

「基礎訓練もなしに?」
「その基礎を知るための実践さ!ただし、今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃ無いのがミソだ」

『先生ー、このクラス21人で1人余りまーす』
「ああ!そうだな!組み合わせはくじ引きできめるが、一つだけ星マークが入ってる!そいつを引いたら、ヴィランチームのどこかに入ってもらう。組み合わせが出次第、私が指示しよう」

「げ、ヒーローチーム不利になるじゃん!」

オールマイトの説明に不満をぶつける上鳴。

「ヒーローは不利な状況になっても立ち向かわなければな!」



/ 158ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp