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【R18】共依存【黒尾鉄朗】

第6章 ビンタ、フェラ、首絞め、失神



先に限界を迎えたのは私の顎で、締まりの悪くなった口元からだらだらと涎が流れて胸元を濡らす。
「もういいよ」
これ以上の刺激は期待できないと察して私の口からブツを引き抜いた。
「ごめ、んなさ…、っつぎは、もっと、じょうずにするから…」
「そんなすぐに上達しないから、ちょっとずつ練習しようネ。」
先程とは打って変わって優しい声の黒尾さんが頭をぽんぽんなでながら「頑張ったね」と褒めてくれる。
怖かった後の黒尾さんは優しくなってご褒美をくれるから、私のした行動が正解だと言われているようで嬉しくなってしまう。
いい子には罰を、悪い子にはご褒美を。
「そういえばピルはじめたの?普通に中出しされてたけど。」
「まだです。明日病院行く予定です。」
「危険日って1日じゃ無いでしょ。まだやばいんじゃないの」
コクリと頷くと黒尾さんは「じゃあできちゃうかもしれないハラハラセックスは今日で最後か〜」なんて私の不安なんか関係ないかのように冗談を言う。
私をゆっくり押し倒して触れるだけのキスをしながら散らばった髪をすいてくれる、優しい手つきと話してる内容のギャップにさえ気付けない程この主従関係の異常さが当たり前になってしまっている。
「だれの子ができるかな」
「なんでできる前提なんですか。」
「えー、だって…」黒尾さんの指が一気に中に突き立てられて、「子宮こんなに降りてきてるからさ」とぐちゃぐちゃに掻き回される。
「ひ!あ!あっ、そんな、いきなり…!」
「孕みたがりの子宮に種付けできるのも今日が最後だからいっぱい愛してあげる」
「っは、あぁ!あ、ひゃう!そ、そこ!いりぐち、いじっちゃ!!あー!やぁ!!」
「そんなに締めたら指動かせないでしょ」
「ら、らってぇ…あ!んっん!」
4年以上住んでいる慣れたはずの部屋の落ち着くはずの自分の匂いの布団の上に寝転んでいるはずなのに、黒尾さんがここにいるだけで心臓が握りつぶされるみたいに苦しくなって溺れていく。
今日はどうやってイかせてくれるのだろう。そんな事しか考えられないくらいに心が乱されて抑揚する。
「くろおさ、ん!も、ほしい!…きて、おねがい、」
「はいはい、今入れてあげるね。…ねぇちゃん?」
「…な、に?」
「ゴムつけようか?」
私が限界なのを知って、たぶん今まで見たどの笑顔よりも綺麗に、意地悪く笑った。
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