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【R18】共依存【黒尾鉄朗】

第6章 ビンタ、フェラ、首絞め、失神



自分家か!?と、突っ込みを入れたいのを我慢し丁寧な言葉に言い換える。
「遠慮とか無いんですか?」
「何を今さら。」
あっけらかんとする黒尾さんにため息をついて私もベッドに入る。
「明日のご予定は?」
「明日は仕事休みなので朝はのんびりです。お昼前に出かける予定あります。」
「じゃあやれるね」
「寝ましょうよ」
「下手くそフェラの練習付き合ってあげる。」
「明日じゃダメですか、もう眠くて…。」
バチンと乾いた音が狭い室内に響いて左の頬に衝撃が走り前を向いていたはずの首は左を向いていた。すぐにジンジンと熱が集まってピリピリする頬とじわりと広がる鉄の味に叩かれたんだと理解した。
「!?っ…!」
「目ェ覚めた?」
「ぁ、っは、はい。っぁ…ごめんなさ…。」
「せっかく顔かわいいんだからさ、こんな事させないでよ」すごく優しい声で叩いた頬をゆっくり撫でながら黒尾さんが笑う。
衝撃を吸収しきれなかった鼓膜がキーンと音をならして、黒尾さんの声と混ざって私の中にすとんと落ちる
「しゃぶれ」
履き替えたばかりのショーツはきっともう役に立たなくて、服従したい気持ちと反論したらもう一度来るであろう痛みへの期待が入り混じってさらに染みを作っていく。
黒尾さんの前にゆっくり跪いて見上げれば、自身を取り出して私の口にねじ込みながら「腫れちゃったね、かわいそー。」とたいして思っていないだろう事を言っている。
腫れた口内に硬く立ち上がった肉棒が擦れるたびに痛みが襲って来て下半身に熱が集まる。
「ふ、んぐ…んぅ」
「ちゃんと舌使って。もっと涎溜めて強く吸って…ほんとに下手くそだな、もう一発殴られたい?」
「んっ!んん!」
「喉の奥も使えよ、好きだろ?」
「ぅ、ぐ、んん、うぇっ、ゲホ」
「はは、自分からはまだ無理か。ほら何勝手に休んでんの、咥え直せよ」
「っはぁ、はあ、…はい。」
黒尾さんに教えてもらった通り亀頭や裏筋を舌で丁寧に舐め上げたり、涎を溜めてじゅるじゅると吸い上げ舌を絡ませながら頭を振る。
咥えきれない部分を手で扱きながらカリを唇で圧迫してしごく。

「っ、それいいね、もうちょいスピードあげて。」
今日はじめて聞く黒尾さんの熱っぽい声に、疲れて痺れる顎を引き締める。
ペースをあげていくとぐちぐちと窄めた口から音がして、先走りの苦い汁の味が広がる。
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