【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜
第1章 初めて会ったあの日
「……あの」
「なんだ」
酒に酔ったクルーのみんなは床で眠りについている。気持ちよく寝ている。よく見る海賊の姿だ。
トラファルガーローだけは起きていた。もちろん私も
「…お酒強いんですか?」
「こいつらが弱いだけだ」
「俺の下につく気になったか?」
「な…!」
ニヤニヤとしながら私の方を横目で見るトラファルガーロー。
そう、私は明日までに「この船で彼の下に着くか」「次の島でさよならか」の2択を選択しなければならない。
「私の両親は…海賊に殺されました…。私は…海賊という言葉を聞くと両親の事を思い出して……辛いです」
「1つ……聞きたいことがあるんですがどうしてあの時、私を助けたんですか?」
「…俺の気まぐれだ」
き、気まぐれ……?
意外すぎる言葉にポカンと拍子抜けしてしまう
私の知っている海賊は自分も命の危険に晒されているのに他人を助けたりしない。
だけどこの人は私を助けてくれた。
「……明日……答えを出しますね」
「……後悔しない方を選べ」