【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜
第1章 初めて会ったあの日
「貴方はゾオン系悪魔の実の能力者なの?」
「俺は能力者じゃないよ。そういう種族なんだ」
「……世界には色んな種族がいるんですね。知らなかった」
「すみません。」
「貶してないよ?」
私も少し普通の人と変わった種族だから正直親近感が湧く
「…それはそうと、私が怖くないの?私は突然押しかけてきた女だよ。政府のスパイかもしれないって思わないの?」
「……思わないよ。君があの時ー…キャプテンに「助けて」ってお願いした時、俺と同じ目をしてた」
「…貴方も彼に拾われたの?」
「そうだよ。キャプテンに会った時はキャプテンも俺も随分小さかった。本気で助けてって誰かにお願いする時の目が本気かどうかは俺、分かるんだ」
私は残りのおにぎりをたいらげ、立ち上がる
「しばらくここで休んでる。おにぎり…嬉しかったです」
シロクマが部屋の外に出ると、私は部屋の隅で体育座りをする。
海賊か…。
私の両親は海賊だった。
私もいつか、海に出るんだって
お父さんとお母さんみたいにかっこいい海賊になるんだって
そう思っていた
だけど度だったあの日から帰ってこなかった。
ー海賊はな。この旗に命をかけるんだ。俺達は必ずこの航海で成果をあげる。俺たちを世界に認めさせてやるんだ。待ってろ。こんな窮屈な世界じゃなく、もっともっと広い連れて行ってやるからなー
そう言ったっきり帰ってこなかった。
後に分かったが、海賊に殺されたそうだ。
海賊を見るとお父さんやお母さんを殺したやつなんじゃないかって……全ての海賊を疑ってしまう。
この船だって例外じゃない
海賊にならなくったって生きる道なんて幾らでもある。
今ここで海賊になる必要は無い。
私は生きて、私という存在を世界に認めさせるんだ。
それが……両親の…願いだから