【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜
第1章 初めて会ったあの日
「は……?」
「お願いします…!私、イーストブルー(東の海)から海軍に連れてかれて帰り方も分からないんです!私を故郷に帰してなんて言いません!お願いします!」
あの日、海軍に連れていかれた…あの日。
私は何日も、何週間も海軍の軍艦で過ごしていた
帰りたかった。
でも私がいた故郷はもうどこにもない
生きる為にはこうやって誰かを頼るしかないのだ。
あのまま海軍本部に連れていかれてたら私は殺されていた。
「……!やべぇ……!またもう一体パシフィスタが…!」
「っち…!何体いやがる…!」
パシフィスタのビームが飛んでくる。
私を抱えたまま、トラファルガーローはビームをかわし距離を取る。
今この島では海賊の新生星と呼ばれる11人のルーキーが集まっている。
そこに目をつけた海軍は
パシフィスタ、戦桃丸、海軍大将黄猿を出動させ、一気に海賊たちを捕まえる気なのか。あるいは他の目的があるのか……
「っち…!逃げるぞ!」
「待って…!海楼石の手錠を外してくれたら…私も戦います!」
「!……ここで1戦やっている時間はねぇ…!」
「すぐに終わらせるといったら……?!」
私も戦えます……!と訴える女の目をローは買った。
長い刀を振り下ろすと海楼石の手錠が外れる。
いつぶりだろうか、やっと自由になれた……!
「キャプテン…?!良いんすか?!」
「こいつがやる」
「…ど、どう見てもただの女の子ですよ……?!」
「私に任せてください…!『雨玉!(あめだま)』」
パシフィスタの体に水の大砲が直撃した