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【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜

第3章 天気を操る女


「な、何…?!」
「…?!」




船が急に大きく揺れ出す。船内には操縦室からアナウンスが響き渡る。この声はシロクマのベポだ。



「キャプテン!海軍だ…!潜水してるのになんでバレたんだろ?!砲撃してくる!」
「か、海軍…!?」
「ベポ!全速力だ…!海の中を移動していればいずれ撒ける!」
「あいあい!」



シャボンディ諸島からは随分離れて来たし、潜水中の私達にどうして海軍は気づいたの…?



ガダン!!



「きゃ…!」
「その辺に掴まってろ…!」
「はい…!」



かなり激しく揺れている船では立っているのがやっと。
ねねにどこかに掴まるように指示を出すと、何故か俺に掴まるねね。



「おい…!」
「「その辺」に掴まっています!」
「……っ!;;;」


船の揺れが一向に収まらない。まだ海軍から距離を取れねぇのか…!
普段ならポーラタンク号が海の中で追い付かれることはほとんど無い。海中じゃ、ハートの得意とする舞台だ


「キャプテン!どんなに方向転換しても海軍から距離を取れない…!まるで俺たちの位置がバレてるみたいだよ!」
「…!そんなはずはねぇ…!もっと海底に沈め!探知機でもあるなら、更に深く潜れば相手の反応も消える!」



「待って…!私が海軍を倒す…!相手が何故私達の位置を把握してるのか仕組みが分からない限り、逃げるのは得策じゃないです…!」




「私が……やります!」ドン!




ねねの言葉を買い、俺たちは1度浮上する。浮上した海の少し先には3隻の軍艦。どうして居場所が分かった。シャボンディ諸島を離れてから殆ど潜水して移動していた。3隻も同時に海軍に出くわすなんて、最初から3隻とも同時に俺たちを目当てとして追ってきてるとしか考えにくい。偶然なんてほぼ可能性はゼロだ



「ねね!海軍を倒すって?!」

とシャチ。

「かなり距離があるし、どうやって…!?キャプテンのroomには範囲制限があるんだよ!」

とベポ。



「それはね。天気に味方してもらうの…!」
「天気…?」



『あーした霰(あられ)になーあーれ!』


海軍の軍艦の真上の雲の様子が変化していく



「空から逃げられる人なんてこの世にはいないのよ」ドン!
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