【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜
第3章 天気を操る女
「私、子供の頃よくやってた…!」
「お!じゃあ早速……」
ねねがこの船に慣れるまで長い時間はかからなかった。
あいつの持ち前の明るさと、クルー達のあのベタ惚れ状態。
あからさまな態度に呆れ果てる。
。俺は甲板の端で座って、シャチたちと話しているねねをただ意味も無く見ていた
「ロー。あっちでトランプしてるんです。ローもやりませんか?」
「……いい」
「ローが一緒にやってくれると、みんな喜びますよ?」
「……」
「……えっと…」
トランプを持ったまま、固まってしまうシャチ、ペンギン、ベポ
それはそうだ。
あのキャプテンがこんなトランプ遊びに参加しているのだから。
いつもなら無理矢理引っ張ってきてもでもこういう付き合いはしない
「……きゃ、キャプテン珍しいですね……」
「……」
「つ、次、ベポ……引いて」
「あいあい」
「ロー!やっぱりみんなでやると楽しいね」
はぁっとため息をつくロー。
でもなんだかんだ付き合ってくれる。
こういう所がクルーに慕われる部分なのかな
ーー
次の日
「ねぇロー!本、整理していい?」
「ロー!おにぎり好きなんですよね?握ってきました!」
「ロー!」
「おい。なんださっきから」
「え?」
「俺に構うな」
「だって楽しいんです。船の生活。こんなに楽しい船に連れてきてくれたローにお礼をしたくって」
「……」
「……海賊になるのは嫌なんじゃなかったのか」
「……それは変わらないです。でもー…ハートのみんなはとっても優しくて、私がいた集落の皆と何ら変わらないです」
「勿論ローも」
「…」
「なんだか上手く言えないしまだ船に乗ったばかりだけど…この先も後悔しないような気がするんです」
「……ふっ」
ローはその答えに満足そうに笑う。
その笑顔になんだか心があったまる。
普段表情の変化が少ないローが笑うと必要以上に嬉しくなってしまうのだ。
ガタン!!
「?!」