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~SWEET BLACK POLICE~ 【DC:降谷零】

第4章 小さな探偵さんとプライベートアイ


「もう、こんん時間!!やばい!私遅刻じゃん!」

「俺もそろそろ行かないと…。」

「ゼロくん美味しい朝ごはんごちそうさまでした!」

後ろから抱きしめながら、きっとまたしばらく会えないであろうゼロくんを充電する。

「ゼロくん、くれぐれも無理だけはしないでね。何かあったら一人で解決しようとしないで相談してね。私は守ってもらうだけの女の子じゃないから。」

「あぁ、わかってるよ。いつでも頼りにしてる。」

「んっ。」

ゼロくんが振り返り、頬を大きな手で挟まれ優しくキスをされる。

「一緒に出ようか、陽菜。そろそろ行かないと本当に襲ってしまいそうだ。」

「もぅ!!ゼロくんの変態!でも好き。」

毎日、死と隣り合わせの私たちは、些細な幸せをかみしめながらお互いの無事を祈り今日も出発する。

この後、まさかゼロくんに事件先で遭遇するなんてこの時は思ってもみなかった。

【警視庁】
「はぁぁぁっ」

「高木さん、どーされたんですか?そんなため息をつかれて」

「あぁ、降谷さん。おはようございます!実は佐藤さんの誕生日プレゼントを悩んでて……」

「あぁ!!美和子の誕生日来月ですもんね!!きっと、大好きな高木さんからのプレゼントなら、なんでも嬉しいですよ!!」

「そうかなぁ///」

「はい!絶対そうです!!」

美和子と高木さんは凄くお似合いで、2人の恋路を見守っている身としては可愛いなぁと毎回思っている。
陣平くんが亡くなった後の美和子は見てられず心配もしたけど、もう高木さんがいるから美和子は大丈夫。

「高木!降谷!車が爆発して燃えていると通報が入った!すぐ現場へ向かうぞっ!!」

「「はい!目暮警部!!」」

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