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海軍日誌

第4章 おまけ的な兄弟の話



「フフフフフフ。なァに、ちょっと珍しい気がしてな気になっただけだ。遠目だったが偉い殺気飛ばしてきてな…ありゃ相当だ。正義を背負う崇高な海兵様がする目じゃねぇ。あれは…俺たちと

同類だ」

頭を鈍器で殴られたような衝撃だった…
目をつけられた。
あの距離で。

昔からそうだ、はやっかいなヤツに興味を持たれることが多い。
海軍に居るくせにストーカー紛いなヤツに付き纏われることも少なくなかった。全部阻止したけど。

「じゃ、頼むぜ相棒」

そう言って兄ドフィとヴェルゴの会話は終わった。
すぐに自分もアジトから離れたところから電伝虫を自分の最も信頼して尊敬している人にかける。

「おーかーきー!」
「あられ、おれです。不味いことになりました」
「おーロシナンテか!どうした?」

「兄が…ドフラミンゴがに目をつけました」
「なにぃ!?」
「たまたま巡視船に乗ってたようで…」

電伝虫がびっくりした顔になる。

「しばらく北の海から出した方が良いです。」
「そうだな…1度本部に戻すか」

興味だけで忘れてもらわねばならない。
は身内の欲目ではなく見た目も目を引くが、中身も相当魅力的なのだ。知られてしまったら絶対に気に入られてしまう。
それだけはだめだ。

何にも変え難い…大切な家族であり妹なのだ。
そこら辺の尻の軽い女たちとは訳が違う。
汚れなき雲のない青空なのだ。
絶対に近づけさせてはならない。

おれはの事ではドジは踏まないのだ。
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