第2章 グランドライン入港
勢いよく海流に乗りながら山を下って行くと、途中で目の前に何かがある事にみんながそれぞれ気づく。
なんだなんだとざわついていると、やたらと大きいクジラだった。
「ぶつかるーーー!」
ドカーーーン!
ルフィが大砲をクジラに向かって撃つと反動で船の速度が落ちる。
なんとか、船首が当たる程度で止まるも、この大きさはやばいとみんなで逃げようとするが、さすが我が船長。
何を思ったかクジラの目を殴った。
「なにしてんだぁぁ!!!」
そこからは船がクジラに飲み込まれる瞬間にボクは船の外に投げ出されて、気がついたら岬の岩に引っかかっていた。
「う…あれ。どう言う状況??」
ぷかぁーっと浮いていたので、体制を変えて陸地に上がる。
服も髪も海水でベタベタだ。
そういえば、バタバタしてたので未だに海軍の制服だ。
「(あとでナミさんに着替えを貸してもらおう。)」
先程のクジラは何度かレッドラインに頭をぶつけていたが今は大人しくなっている。
「あんまり暴れるとケガがひどくなっちゃうよ。」
鳴き声の感じでなにかクジラにも事情があることを察する。
声がなにかとても悲しくて寂しく聞こえたのだ。
「〜♪〜〜♪♪」
暇だし、なんとなくクジラと歌いたくなって、優しい歌を口ずさむ。
クジラはをじーっと見つめて大人しくしている。
「〜〜〜♪♪♪」
この歌は、友達の門出を応援する歌だ。
もしかすると、このクジラも友達の門出を見送ったのかもしれない。
「外だァァ!!!」
ルフィの声が聞こえてそちらをみると、クジラに出入り口があってそこからメリー号が出てきた。
なんで出入り口????
「!!良かった!やっぱ外で無事だったか。」
「危うく海の藻屑になる所だったけどね!無事だよー!!」
メリー号とともに皆が岬に降りてくる。
ホント何があったのだろう、よくみると小島のような船に頭が派手なおじいさんもいる。
「あれ…?おじいさん…見たことあるな…んん????」
顎に手を添えて首を捻る。
どこかで見た。
直接じゃない
手配書???
「あぁぁぁぁぁあ!!!!」