• テキストサイズ

【煉獄さん】嘘つきは百万の得【現代】

第10章 使命感




杏「すまない!君の表情がはっきりと見えて堪らなかった!!」


そう言い放つ杏寿郎の笑顔は輝いている。


(……ずるい…………。)


その太陽のような笑顔にりんが早くもほだされてしまった時、杏寿郎の朝のアラームが鳴った。


それと共に平日の朝という現実に引き戻される。


「…お食事温め直してきます。少しおかず少ないですが杏寿郎さんのせいですからね。」

杏「うむ!すまなかった!!」


結局りんは杏寿郎を責めきれなかったが、すれ違いを解消できた二人の心は軽くなっていたのだった。



——————


「では…今日も頑張ってください。」

杏「うむ!君も無理せず頑張ってくれ!」


二人はいつも通り駅で別れると、それぞれの職場へと向かった。



/ 312ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp