第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
公安「次はこれを吸収しなさい」
貴「はい」
公安「それを、放出させてみなさい」
貴「はい」
貴『爆発するイメージで』
貴「えい!」
シーン
公安「もう一度」
貴「はい」
貴「さっき吸収した火が飛び出してくる、イメージ…えい!!」
シーン
貴「…あーも〜」
全然上手くいかなくって…
トト○のメイちゃんがまっくろくろすけを潰すように羽を潰したら、ぶわっと火が出てきた
貴「あち、」
どうやら、手を叩くのが発動条件のようだ
貴「いてて…」
公安「その火傷自分で治してみなさい」
貴「…はい」
貴『ちょっとは心配しろや…歌田さんなら…』
自分の手に羽を置き
貴「痛いの痛いの飛んでいけ〜」
すると痛みも火傷もす〜っと無くなった…
便利だな
数日後
公安「今日は、彼女の怪我を治してみなさい」
貴「…はい」
公安「彼女は此方に色々と協力して貰っていて、少々怪我をした、大した傷ではないが丁度いいから、協力してもらうことにした」
お姉さんほ此方を見てギョッとしていた
お姉さん「えっ!?」
公安「以前、お兄さんにやったように、やってみなさい」
そりゃー怪我治すって言われて来たら、こんなチビが出てきたらびっくりするよ、兄さん以外にやるのは初めてだ
貴「はい」
貴『上手く行くだろうか、もし出来なかったらどうする気なんだろう、大した事ないって…全身擦り傷だらけじゃないか…』
公安「みゆき思っていることを顔に出すのは辞めなさい」
貴「…はい」
深呼吸して気を落ち着かせて、お姉さんをそっと翼で包んで
貴「痛いの痛いの飛んでいけ〜」
すると、傷は徐々に薄くなって行った…
貴『よかった、上手くいって』
貴「いっ…」
突撃全身が痛みだし、お姉さんから消えた擦り傷が自分に出てきてそのうえ頭痛が襲って来た
貴「いっ、痛い…」
お姉さん「ちょ、ちょっと大丈夫?」
公安「おい、どうした?何だこの傷は」
貴「あっ頭が、痛…い」
公安「…直ぐに医務室に運べ」
部下「はい!」
お姉さん「なっ!?あんな小さな子に何をさせてるんですか!?」
公安「以前にやった時は何事も無かったんだがな…まあお前には関係のない事だ」
お姉さん「…そうですか」
公安「これも秩序を守るためには必要な事だ分かってくれるね」
お姉さん「…はい」