第1章 【ヒロアカ】ホークスとスワロー チビ鷹との幼少期編
泣きながら喋った我ながら泣く演技は上手くいったと思う、少々口が達者な気もするが…英才教育のせいにしとこう
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歌田「みゆきについて報告したいことがございます」
公安のお偉いさん「何に?」
以降公偉と表記
歌田「みゆきに新たなる個性の発現の可能性があります」
公偉「そう、何かしら?」
歌田「おそらくですが、予知夢のようなものだと思われます」
公偉「…詳しく説明してちょうだい!」
歌田「はい、じつは昨夜_______________という事がありまして、詳しく聞いてみると、ホークスと同じくらいの年齢の男の子だと、まだ確証はありませんが、みゆきが珍しく泣きじゃくっていましたので、もしかすると…と」
公偉「なるほど…少し調べれみる価値はありそうね」
公偉「すぐに戸籍を調べて、ちむら又はしむらてんこというホークスの年齢に近い人物がいるかどうか」
公安の役員「はい、すぐに……いました、志村転狐 5歳 個性届けはまだありません」
公偉「……そう、念の為にその家族を見張ってちょうだい」
公安の役員「はい、すぐに手配します」
公偉『……もし、予知夢であれば益々利用価値が上がるは…』
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貴『あ〜あれで伝わったかな?動いてくれるか?う〜ん上手くいきますように』
貴『ま〜動かなそうなら、しつこくゴネまくろう』
そんな事を考えれていたら歌田さんが部屋に入ってきた
貴「男の子のことヒーローに助けてってお願いしてくれた?」
歌田「ええ!ちゃんとお願いしたわよ、ヒーローが任せてって言ってたわ」
貴「良かった〜」
貴『本当だろうか?羽を使って探りを入れたいところだが、何か喋ってるのはわかるが何を言ってるかまでは分からないんだよなー』
貴「これで安心だね!」
貴『今は信じるしかない………悔しいな』
心にも無いことを言いながら笑顔で歌田さんと会話を交わす…
貴『どうか彼が救われますように…』
1ヶ月後結局、志村家は崩壊し見張りに付いていたのはヒーローではなく、役員で体罰を受けていたのを見て見ぬふりをし様子見をした結果、崩壊に巻き込まれ死亡、転狐君は行方不明となった…公安はメディアに圧力をかけその事件を報道しないようにした。
事実はみゆきには知らされることは無く、無事保護したと、伝えられたのだった