第3章 マネージャー
滝「よろしくね、花城さん。」
菫「よろしく、滝くん。ごめんね、練習中に教えてもらっちゃって…」
滝「しょうがないよ、他のマネージャーに教えさせるわけにもいかないし。」
え?どういうことだろう…
その疑問がそのまま顔に出ていたようで、滝くんは声を小さくして話してくれた。
滝「レギュラー専門のマネージャーなんて、妬まれるに決まってるだろ?だから、花城さんと他のマネージャーの関わりはなるべく少なくなるようにしたいんだ。」
なるほど…
滝「それに花城さん、跡部と幼馴染ってだけでかなりそういうのあるんじゃないの?」
菫「あー…全くないわけではないけど…」
滝「そうだよね…大丈夫?」
菫「でも慣れてるから平気だよ。心配してくれてありがとう。」
滝「そっか…やるねー」
菫「ふふ、まあね!」