第3章 アタラシイ?
次の日の朝、スッキリした気持ちで起きることができた。
蒸し暑いけど…
きっと昨日赤司君に聞いてもらったからだと思う。でも気になることがある。
でも今はそんなこと考えている暇はない。朝練のある日だから。
「行ってきます」
返事なんて帰って来るはずないのについ癖で言ってしまう。
「おはようございます。…今日で学校終わりですのに、朝練など…面倒ですわね」
「うん、だね」
そう今日で最後。明日から夏休みにはいる。それなのに朝練ってどう考えてもめんどくさい。
そしてなんと明日から合宿も始まる。