第4章 未来なんて【ジェイ監】※微裏(裏)
「あっれ〜小エビちゃぁん」
「フロイド先輩。こんばんは」
「今日はうちで飯食うの〜?あっ泊まりかぁ〜〜〜」
「………」
「ごめんてぇ。ジェイドならあそこだよ」
モストロに着いてすぐ、フロイド先輩に会ってしまった。
フロイド先輩が指差す方を見ると…
「かっっっっっっ…」
「か?」
「…かっっっこいい………!」
190cmも伊達じゃない。
脚の長さが半端じゃない。
というか寮服かっこ良すぎない?
なんて脳内で会議を開いていると。
「!ユウさん…!」
ぱっと顔を上げた接客中の先輩がこちらに気づく。
そんな仕草にもキュンときてしまって思わず顔を逸らしてしまう。
「ユウさん…?」
「す、すみませんあまり近寄らな…あっ」
ニヤケ顔を見られたくなくて隠していた両手を掴まれる。
「…おやおや……可愛い恋人ですね」
「っっっっっっっ…」
「何か飲み物をお持ちします…ね…?」
私は何故だか先輩のジャケットを掴んでしまっていた。
「あっあっいやこれはあの…その…」
「なんでしょう…」
「…す、少し離れがたいなーなんて…あはは」
「!」