第11章 向かう先
藤魌「聞こえるか陸奥守!」
陸奥守「ああ聞こえるぜよ!」
藤魌「よし、よく聞いてくれ!政府の会議で話したように今襲撃してるのは結界が緩くなった本丸を襲う時間遡行軍だ。だが蓮月の本丸を襲ってる時間遡行軍は結界破りの札を持った時間遡行軍だと分かった!」
鶴丸「結界破りの時間遡行軍…?」
藤魌「他の本丸を襲った時に術本を盗んだらしくて、そこに書かれていた結界破りの術を学んでそれを大太刀に札を貼り付け結界を破っているらしい…今蓮月の本丸の他にもやられている本丸が多発している所でようやく何故か分かったところだ…!」
太郎太刀「…なんと。」
藤魌「蓮月は本丸にいないんだろ?こんのすけから詳しく聞いた…。頼む…俺も今から向かうが…」
サイバーが乱れ始めた。藤魌は必死に訴える。
藤魌「蓮月を守ってくれ!!」