第1章 フェナの風邪
それから一夜明けたがフェナはまだ子供のままだった
昨日、会話して気づいたが中身まで子供になっていた
「おいフェナ」
名前を呼ぶと不機嫌そうな顔で振り返り
「なんだよ」と一言
「お前中身まで子供になってもその口の聞き方はないだろ」
「ちゃんと敬語を使え」
「やだ」
即答されてしまった
(全くしょうがないやつだ元に戻ったら説教だな)
その後もフェナはイタズラをしたり落書きをしたりしてやりたい放題だった
でも寝ているときはおとなしく寝相も悪くなかった
こうして一日が終わり次の日になった