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桜と三日月【刀剣乱舞】

第7章 目覚めた恋心




審神者『意味わかんない!確かに霊力を持った人は減ってるし、歴史改変主義者は勢いを増してる。優秀な審神者が欲しいのも本丸を増やしたいのもわかる。だけど、なんでそれがお見合いに繋がるのよ!』

一期(お見合いはお断りすれば良いのですが、問題は・・・)

書類の最後に書かれた一文に一期の眉間にシワが寄る





《パーティーは夜通し行い、気が合う者は与えられた部屋にて親睦を深めることを許可する。尚、その時は護衛である刀剣は部屋の外にて待機すること》





一期(既成事実を作れ、と?)





審神者『一期、私体調不良だから!お腹と頭が痛くて吐気がしてくらくらするからパーティーは欠席って言ってきて!』

あまりにもぶっ飛び過ぎた政府の婚活パーティーに、普段は温厚な審神者がブチ切れた

一期「私は、構いませんが・・・本当にそれでよろしいのですか?趣旨はどうあれ政府の正式なパーティー。欠席するのはいささかまずいのでは?」

審神者『いいのいいの。政府からの支給が減ったからって困らないもん。うちは優秀だから、出陣しても傷を負わないし、演練は全戦全勝でご褒美たんまり、資材は遠征で沢山持って帰ってきてくれるから困らない。おまけに大阪城探索では、博多くんが千両箱をたーっくさん持って帰ってきてくれるもん。うちの本丸、結構お金持ちよ?政府なんかに頼んなくっても十分養ってあげれるわ』

グッ!っと親指を立てた右手を一期に突き出す審神者に思わず笑ってしまう




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