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SPはいつも突然に!

第1章 始まりはいつも猫丸から


桂木「この前のカップケーキ、美味しかったからまた作ってくれないか?」
猫丸「お誕生日に食べた?」
桂木「そう、レモンが上に乗っていた……」
猫丸「良かった!昴さんに教えてもらって、何度も失敗しながら完成させたんですよ」
桂木「そうだったのか」
猫丸「昴さん厳しいからすぐそうじゃない!って怒られちゃうんですけど、桂木さんのお口に合うのが出来て良かったです!」
桂木「俺が食べたのは昴と作った物、なのか?」
猫丸「いいえ、桂木さんのはちゃんと私が作りましたよ!失敗したのは毎回昴さんが持って帰ってくれました」
桂木「なにっ!?毎回持って帰った?昴が?」
猫丸「はい。失敗した物を私が食べよとしたら太るからやめとけ!って言って……」
桂木「昴のやつ!休みの度に猫丸とケーキ作りをして……しかもそのケーキを全て持ち帰るとは!」
猫丸「休みの度ではないと思いますが……月に1度あるかないかくらいですよ?」
桂木「ん?ちょっと待ってくれ、そのケーキ作りはいつから……?」
猫丸「去年の桂木さんのお誕生日後からですけど?」
桂木「………(だから準備に1年かかったのか)」


そら「前から思ってたけど、日本一のSP桂木大地には本当に勝てない相手っていないの?」
海司「そりゃ班長は不死身っスからね」
昴「まあ、そのうち俺が倒すけどな!」
そら「マジで〜!?」
海司「いやいや!班長は爺さんになっても強そうだから無理ッスよ!」
昴「なんだと!」
瑞貴「でも、1人だけ班長をKO出来る人がいるじゃないですか?(チラッ)」
猫丸「?」
SP衆「あー…確かに最強だわ」


桂木「昨日は某ゲームのオフ会だったんだな」
猫丸「はい、とっても楽しかったです!」
桂木「確認だが、男は一人もいなかったんだな?」
猫丸「……実は桂木さんのアクスタと一緒に参加しました」
桂木「アクスタ!?」
猫丸「黙っててごめんなさい(本当は公安の方や特捜の方も居たなんて言えない!)」
桂木「……そうか(自分のアクスタに嫉妬していたなんて!)」


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