第1章 始まりはいつも猫丸から
猫丸「昨日はたくさんの人にお祝いしてもらって嬉しいかったです」
桂木「あいつらは面白半分でやってるところがあるからな…」
猫丸「ふふふ、そらさん達からは素敵なプレゼントを貰っちゃいました」
桂木「いやケーキやぬいぐるみはわかるが、リボンを俺に付けるのはどうかと思うぞ?」
猫丸「プレゼントにリボンを付けるのは普通ですよ?」
桂木「猫丸ならともかく、いい歳したおっさんにリボンを付けてもおかしいだけだろう!?」
猫丸「ならそのリボンを付けて、今度は私が桂木さんのお誕生日のプレゼントを渡しにいきます!」
桂木「!!楽しみにしているよ…(妄想)」
そら「猫丸ちゃん、そのリボン使ってくれてるんだ!」
猫丸「はい!可愛いリボンをありがとうございます」
そら「班長、超〜可愛かったでしょ?」
猫丸「ええ、とっても!」
そら「本当は首に巻いてチョーカーにしようとしたんだけど、断固拒否されちゃってさ〜」
猫丸「でも、頭には付けてくれましたね」
そら「猫丸ちゃんのためだから!ってみんなで念押ししといたからね〜」
猫丸「さすが!桂木班結束力がありますね」
そら「そりゃ〜もう♡班長の誕生日の時にも頑張っちゃうよ〜?」
猫丸「お手柔らかにお願いします」
そら「そんなに期待されたらすっごいの考えるしかないじゃない?」
猫丸「(私、何されちゃうんだろう……)」
猫丸「桂木さん、お誕生日おめでとうございます!」
桂木「ありがとう。だが俺の誕生日は明日だぞ?」
猫丸「はい、だから今日は前夜祭って事で!」
桂木「それで今日はこんなにディナーが豪華なんだな」
猫丸「今年は失敗していないカップケーキも用意できましたよ!」
桂木「ははは!それは楽しみだな」
猫丸「そりゃあもう!1年間マルっとこの日のために準備して来たんですから!」
桂木(何をそんなに準備するんだ?)