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SPはいつも突然に!

第1章 始まりはいつも猫丸から


そら「猫丸ちゃ〜ん!どうだった?」
猫丸「桂木さんの好みですか?」
そら「うん!オレの予想だと、着物や浴衣の和装って踏んでるんだけど……?」
猫丸「内緒です」
そら「え〜〜〜!何でっ!?」
猫丸「そらさん達には絶対に言っちゃ駄目って桂木さんに念を押されました」
そら「ちぇ〜!」
猫丸「桂木さんの好みのコスチューム、そんなに気になります?私が着て見せるだけなんですけど……」
そら「(やっぱり何か勘違いしてる!!)あのさ猫丸ちゃん、それって本当は……」
桂木「どうしたんだ、そら?こんな所で油を売っているのか」
そら「は、班長!?」
桂木「報告書の提出がまだだったが、あれはどうした?」
そら「今からすぐに取り掛かります!(敬礼)じゃ、猫丸ちゃんまたね〜!」
桂木「待て、そういえば猫丸に妙な事を吹き込んだのはそらだったよな?」
そら「(ギクッ)な、なんの事でしょうか?」
桂木「他の奴らにも言ったが、純粋な猫丸を汚すのは許さんぞ!想像するのは自由だ、しかし表には絶対に出すな!いいな?」
そら「(うっわ〜全部バレてる〜)了解でっす!」
桂木「用件は以上だ」


そら「ねぇ!明日猫丸ちゃんの誕生日だけど、プレゼントもう用意した?」
昴「ケーキでも焼いてやろうかと思ったが?」
海司「(やっべ!すっかり忘れてた…)」
瑞貴「ケーキも好きそうだけど、猫丸さんはアレが一番喜ぶんじゃないですか?」
昴「仕方がないな…特別にケーキ+‪α‬って事で」
そら「んじゃ早速班長に相談しに行ってくる!」
海司「待って下さい、そらさん!班長に相談って何を…」
そら「猫丸ちゃんの好きな物っていえばアレしかないじゃん?」
海司「(食い物か何かか??)」
昴「そら!ピンクのリボン、だからな?」
そら「了〜解っ♡」
海司「??」


猫丸「桂木さん!Twitterのお誕生日風船、割ってくれないんですか?」
桂木「いや、何だか可哀想な気がしてな…」
猫丸「ふふっ優しいんですね」
桂木「(テレッ)」
猫丸「でも、お祝い風船はクラッカーみたいなイメージだから豪快に割っちゃっていいんですよ?」
桂木「盛大に祝うのは、夜に取っておくとして、風船は鳴らしておくか…」
(パンッ)
桂木「猫丸、誕生日おめでとう!」
猫丸「ありがとうございます!」


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