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SPはいつも突然に!

第1章 始まりはいつも猫丸から


猫丸「メイド、CA、女医、巫女、シスター、ウェイトレス……」
桂木「次の演劇の配役か?」
猫丸「桂木さんはどれがいいですか?」
桂木「ん?何がだ?」
猫丸「私に着せたい衣装です」
桂木「猫丸の役どころを俺が決めるのか?」
猫丸「いえ劇のではなく個人的に、です」
桂木「個人的に?」
猫丸「私に着せたい、着たのを見てみたい…って何かありませんか?」
桂木「普段着ではなく且つ舞台衣装ではないコスチューム?(意図が見えないな)」
猫丸「そらさんが男の子なら着せてみたい好みのコスチュームがあるって言ってたから、桂木さんにもあるのかなって思ったんですけど……」
桂木「……なんとなくわかった(そらのヤツ!何猫丸に吹き込んでるんだ!)」
猫丸「何かあります?桂木さんの好みのコスチュームに変身しますよ?」
桂木「(猫丸は何か勘違いしているみたいだな)特にこれというのは思い付かないが、学生時代の猫丸を見てみたい、というのはあるかな」
猫丸「今も学生ですよ?」
桂木「子供の頃の猫丸、って事だよ」
猫丸「さすがにランドセルはもう処分しちゃいました」
桂木「いや、そこまで子供でなくて……(
いかん!それでは俺が犯罪者に!!)」
猫丸「だったら中学や高校の制服があります!今度持って来ますね!」
桂木「持って来るのは駄目だ!絶対に!!(アイツらに見つかったら何を言われるか分かったもんじゃないからな……)」

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