第6章 接近戦
「な゛……///っ先輩、近いです…。」
羅夢音は再び不二から顔を背けた。
先輩ってば、大胆すぎるよ…//
頭おかしくなっちゃう!
変なとこ見られちゃうし…あれ絶対不二先輩引いてたって…笑
ヤダなぁ…先輩に嫌われてないと良いんだけd…!?
「羅夢音ちゃん、どうしたの?顔…赤いけど、風邪?」
不二は羅夢音のほっぺたにそっと触れた。
「ふ、不二先輩!?」
羅夢音が驚いて大きな声を出すと、
「ダメだよ。ここ、図書館。」
不二が笑顔で応えた。
……不二先輩、わざとだ!!
「不二先輩、今のって……私が風邪じゃないこと知ってますよね?」
あ、バレた?クスッ