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青春多角形

第2章 不思議な日


羅夢音は涙をおさえながら、日誌を提出した。
部活に行こうとして、廊下を歩いていると……

「あれ……?羅夢音ちゃん……?どうしたんだい?」
不二がいた。
延各:「え……?不二先輩……?どうして……?」
不二:「羅夢音ちゃんがあまりにも遅いから、探しに来たんだ。」
延各:「そ……そうだったんですか……ありがとうございます……。」

羅夢音の表情が暗いことに気づいた不二は、羅夢音を屋上に連れていった。
ーちょっとついてきて……ーと。

ー屋上ー
「羅夢音ちゃん……さっき何かあった?」
不二は羅夢音に聞いた。
あまりにも唐突な質問だったので、羅夢音は一瞬目を大きく見開いた。
延各:「ど、どうしてですか……?」
不二:「表情が暗いから。……僕には分かる。」
延各:「あ…………。」
不二:「こっちにおいで。」
不二は羅夢音の腕を引っ張り、隣に座らせた。
そして、一呼吸おいてから、不二が言った。

「僕に話してごらん……。ちょっとはスッキリするはずだから……。」
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