第2章 不思議な日
「…………?」
羅夢音は首を傾げた。
すると、
「あなたとリョーマくんってどういう関係なわけ?ずっと一緒にいるじゃない。」
一人の女子が言った。他の女子もみんなが羅夢音を睨んでいる。
「ど、どういう関係って言われても……。」
羅夢音は今にも泣き出しそうだった。
しかし、そんなこともお構い無しに女子が言った。
「あんなにツンツンしてるリョーマくんがあなたに優しいのよ?おかしいじゃない!」
延各:「え……そんなこと言われても、ただの幼なじみだよ……?」
「本当に?嘘なんかついてないわよね?」
延各:「う……嘘じゃないもん……。」
「あ、そ。ただの幼なじみなら、一緒にいる必要なんて無いわ。明日からは、リョーマくんに近づかないでちょうだい!!」
女子はそれだけを言い残すと、どこかに行ってしまった。
「どうして………どうして……こんな風にならなきゃいけないの……?私……何も悪いことしてないのに……」