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儚い君へ

第3章 これから


起きても知らない景色

ちなみにわたしは昨日の猫目の男に泊めてくれと

すがりついて泊めてもらった。

ちなみにここは男所帯らしく、わたしの存在は屯所とやらの

風紀を乱すとかなんとか言う人がいるらしくて

猫目の人に奥の部屋に押し込められた。

まあ、泊めてくれるけどありがたいものだ

そう昨日のことを振り返っていると

勢いよく戸が開けられる

「よお!!!!!起きたか!?」

戸から顔を出てきたのは髪の長い綺麗な顔をした

整った青年だった。

青年...?いや、少女??

かわいらしい顔だ

「どうした?なんか俺の顔についてるか??」

俺。その一人称に男だと確信した

「いや、なんでもないです!おはよう、ございます…」

年上か年下かわからい顔立ちなのでいちおう敬語で。
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