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スリザリン女子の優欝

第1章 ただの人間とみせかけて・・・


あの手紙が届いたのは、冬休みの終わりごろ。

朝、家の郵便受けを母が確認すると、一通の手紙が入っていた・・。

『ホグワーツ魔法魔術学校』

『Dear Ms.苗字』

正直、最初は手の込んだイタズラだと思った。母も父も、そう言って笑っていたので、私も笑った。
とりあえずどこかに
『~日以内にウン人に送れ』
とかいう文がないことを確認してゴミ箱に捨てた。

・・・しかし、それはただのイタズラではなかったのだ。
ある日本を読もうとすると、ページのしおりがその手紙になっていたり
朝起きたら枕が大量のその手紙にかわっていたり
新聞に本来挟まれているはずの折込チラシの変わりにその手紙がはさまっていたりと、様々な方法で手紙は送られた。

・・で、とうとう観念した我が家は(というか一日で上記の全てがされていたため、手紙が届いた翌日に断念した)ホグワーツにいってみることを決める。学校にはどう説明するのか気になったが、両親がなんとかしてくれるそうだった。

準備物が書かれている紙が同封されていたが・・・聞いたことの無いものばかりだった。
さぁこまったぞと頭を抱える私たちの前に突如として現れた・・出現したのは、サンタクロースを胡散臭くしたらこうなるだろうなぁ・・と、いう感じのダンブルドアとかいう老人だった。

んで、私を置いてなにやら両親と話すと、私の腕をつかんで箒に乗せた。魔法使いって本当に箒に乗って空とぶんだな・・掃除には何を使うのだろう。
・・・とか考えてたらなんかどでかい城の前に連れて行かれた。




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